サットン・コールドフィールド(Sutton Coldfield)は、イングランド中部のウェスト・ミッドランズに位置する大きなタウン(町)で、シビル・パリッシュ(行政教区)としても知られています。バーミンガム中心部から北東へ約14km(9マイル)の場所にあり、歴史的にはウォリックシャーの一部でしたが、1974年の地方行政区画再編に伴い、新設されたウェスト・ミッドランズ州へ移管されました。現在ではバーミンガム都市圏の北部エリアを形成しており、2021年の国勢調査における人口は97,514人です。
ドゥームズデイ・ブックに見る古い地名
サットン・コールドフィールドという地名の歴史は非常に古く、1086年に編纂されたイングランドの土地台帳「ドゥームズデイ・ブック(Domesday Book)」に「Sutone(ストーン)」として記録されています。この名称は「南の町(South Town)」を意味するものであり、当時から既に重要な集落であったことがうかがえます。
「Coldfield」が加わった理由
その後、「Coldfield(コールドフィールド)」という接尾辞が付け加えられました。これは、同じウォリックシャー内に存在した同名の「サットン」という町との混同を避けるためとされています。
「Coldfield」の語源については、この地域特有の冷たく粘土質の土壌を指しているという説が有力です。この土壌は農業には適さなかったため、「寒い野原(cold field)」という呼び名がそのまま地名として定着したと考えられています。