世界の先進国は37カ国
国連(United Nations)の定義によると、現在、世界には37カ国の先進国が存在するとされています。これらの国々は、「人間開発指数(HDI:Human Development Index)」において非常に高い数値を記録している国として分類されています。
人間開発指数(HDI)とは?
HDIとは、以下の3つの指標を総合した複合統計であり、各国の全体的な達成度をランク付けするために使用されています。
- 平均寿命:健康で長生きできる生活の質
- 教育:就学年数や学習到達度
- 一人当たり国民所得:経済的な豊かさの水準
つまり、単に経済力だけでなく、国民生活の質全体が高い水準にある国が「先進国」とみなされるのです。
国連が認める先進国37カ国一覧(アルファベット順)
- アンドラ
- オーストラリア
- オーストリア
- バーレーン
- ベルギー
- ブルネイ
- カナダ
- クロアチア
- キプロス
- チェコ
- デンマーク
- エストニア
- フィンランド
- フランス
- ドイツ
- ギリシャ
- ハンガリー
- アイスランド
- アイルランド
- イスラエル
- イタリア
- 日本
- ルクセンブルク
- マルタ
- モナコ
- オランダ
- ニュージーランド
- ノルウェー
- ポルトガル
- カタール
- 韓国(大韓民国)
- サンマリノ
- シンガポール
- スロベニア
- スペイン
- スウェーデン
- スイス
このリストには、日本や韓国といったアジアの主要国から、ヨーロッパの小国まで、多様な国が含まれていることがわかります。中東からはバーレーン、カタール、イスラエルが、オセアニアからはオーストラリアとニュージーランドが選ばれています。
先進国の定義は諸説ある点に注意
重要なのは、先進国の定義は基準や情報源によって異なるということです。国際通貨基金(IMF)、世界銀行、国連貿易開発会議(UNCTAD)など、各組織はそれぞれ異なるパラメータや基準値を使用して先進国を分類しており、そのため含まれる国の数や顔ぶれが変わることもあります。
例えば、一人当たりGDPを主な基準とする場合と、HDIのような総合的な指標を用いる場合では、結果が異なることがあります。したがって、「何カ国が先進国か」という問いに対しては、どの機関のどの基準に基づいているのかを確認することが大切です。