ゴンザレスの戦いの勝者はテキサス軍
1835年10月2日に勃発したゴンザレスの戦い(Battle of Gonzales)は、テキサス入植者からなるテキサス軍(Texian Army)とメキシコ政府軍との間で交わされた戦闘です。この戦いに勝利したのはテキサス軍であり、この勝利が後のテキサス革命の幕開けとなりました。
戦いのきっかけは「小さな大砲」
この戦いの発端は、テキサス州ゴンザレスの町に貸し出されていた小口径の大砲にあると言われています。メキシコ当局がこの大砲の返還を要求したところ、入植者たちはこれを拒否。「来るものなら奪ってみろ(Come and Take It)」という言葉を旗に掲げ、抵抗の姿勢を示しました。
やがて両軍は衝突しますが、戦闘そのものはごく短時間で終了し、メキシコ軍は撤退を余儀なくされました。
「テキサスのレキシントン」と呼ばれる理由
ゴンザレスの戦いは、アメリカ独立戦争の火ぶたを切ったレキシントンの戦いになぞらえて、「テキサスのレキシントン」とも呼ばれています。小規模な衝突ではあったものの、テキサス入植者が武力をもってメキシコ中央政府に立ち向かった最初の事例となり、その後のアラモの戦いやサンジャシントの戦いへとつながる、テキサス革命全体の流れを決定づける重要な転換点となったのです。