南アメリカの歴史

1828年キャップドバスト・ハーフダラーの価値とは?スペックから価格相場まで徹底解説

1828年キャップドバスト・ハーフダラーとは

1828年キャップドバスト・ハーフダラー(Capped Bust Half Dollar)は、19世紀前半のアメリカ合衆国で鋳造された50セント銀貨です。フリジア帽をかぶった自由の女神が描かれた表面と、岩に止まる白頭ワシが描かれた裏面が特徴で、歴史的価値と美しいデザインからコレクターの間で人気の高い銘柄の一つとなっています。

基本スペック

  • 発行枚数:2,972,988枚
  • 素材:銀89.24%、銅10.76%
  • 重量:13.48グラム
  • 直径:30.61ミリメートル
  • 厚さ:2.15ミリメートル

表面(オーバース)のデザイン

表面には左を向いた自由の女神の胸像が描かれています。女神は自由の象徴であるフリジア帽をかぶり、髪を後ろでまとめたシンプルな装いです。胸像の下には「1828」の年号が刻まれています。

裏面(リバース)のデザイン

裏面には岩の上にとまった白頭ワシ(ハクトウワシ)が描かれ、くちばしには平和の象徴であるオリーブの枝がくわえられています。ワシの上方には「UNITED STATES OF AMERICA」、下方には額面を示す「HALF DOLLAR」の文字が刻印されています。

バラエティ(種類)

1828年キャップドバスト・ハーフダラーには、主に2つのバラエティが存在します。ひとつは年号の「5」が小さい「スモール5」、もうひとつは「5」が大きい「ラージ5」です。このうちスモール5の方が一般的で、市場に出回る量も多くなっています。

エラー品について

この年の硬貨にはいくつかのエラー品が確認されています。代表的なものが、表側のダイが二重に打たれた「ダブルダイ・オーバース」です。また、異なる種類の硬貨の表と裏が組み合わさった「ミュール(mule)」と呼ばれる非常に珍しいエラー品も存在します。こうしたエラー品は希少性が高く、コレクターからの注目度も特に高い傾向にあります。

評価額・市場価格の目安

1828年キャップドバスト・ハーフダラーの価値は、保存状態とバラエティによって大きく変動します。おおよその価格帯は以下の通りです。

  • 良品(グッドコンディション):約150ドル前後
  • 未使用に近い美品(ミントコンディション):1,000ドル超

さらに、バラエティの違いによっても評価額は異なり、希少性の高い個体ほど高値がつきやすくなります。売却や購入を検討する際は、信頼できる鑑定機関によるグレーディングを受けることで、より正確な価値を把握することができます。