南アメリカの歴史

1953年にアメリカは1ドル銀貨を発行したのか?

1953年の1ドル銀貨は存在しない

結論から言うと、1953年にアメリカ合衆国で1ドル銀貨は鋳造されていません。この年、フィラデルフィア・デンバー・サンフランシスコのいずれの造幣局でも、1ドル銀貨は1枚も生産されなかったのです。

モーガンドルとピースドルの生産終了

アメリカの1ドル銀貨の歴史において最も有名なのが「モーガンドル」と「ピースドル」です。

  • モーガンドル: 1878年から1904年にかけて鋳造され、1921年に一時的に再発行されました。
  • ピースドル: 1921年から鋳造が始まり、1935年をもって生産が終了しました。

つまり、1935年のピースドルを最後に、流通用の1ドル銀貨の鋳造は完全にストップすることになりました。

約35年間の空白期

ピースドルの生産終了後、アメリカでは長い間、新しい1ドル硬貨が発行されない時期が続きました。この空白期間はおよそ35年におよびます。

ようやく1971年になって、第34代大統領ドワイト・D・アイゼンハワーを肖像に採用した「アイゼンハワードル」が登場し、1ドル硬貨の発行が再開されました。ただし、この時点では銀を含まない銅ニッケル合金が主流となり、純粋な意味での「銀貨」としては別の時代へと移行していきました。

まとめ

1953年当時、1ドル銀貨はすでに生産されておらず、コレクターズアイテムとして取引されるのは過去に発行されたモーガンドルやピースドルでした。「1953年の1ドル銀貨」を探している場合は、誤った情報や偽物に注意し、信頼できるディーラーや鑑定機関を利用することをおすすめします。