南アメリカの歴史

1818年製シルバー・レディ・リバティ・ダラーの価値はいくら?特徴と相場を徹底解説

1818年製シルバー・レディ・リバティ・ダラーとは?

「レディ・リバティ・ダラー」と呼ばれるこの銀貨は、アメリカ初期の代表的なデザインであるキャップド・バスト(Capped Bust)様式に属するシルバーダラーです。重量は約26.5グラムで、純銀を約0.892オンス含んでいます。なお、アメリカで最初に鋳造されたシルバーダラーは1794年の「フローイング・ヘア・ダラー」であり、キャップド・バスト型はその後に登場したデザインです。

主な仕様は以下の通りです。
・直径:38.1ミリメートル
・厚さ:2.5ミリメートル
・素材:銀90%、銅10%
・周縁:ギザ(リードエッジ)加工

デザインの特徴

表面には左を向いた自由の女神(リバティ)の肖像が描かれています。頭には自由の象徴である帽子をかぶり、流れるようなローブをまとい、髪には月桂樹の冠をあしらっています。

裏面には、岩の上にとまるハクトウワシが描かれ、合衆国の紋章が入った小さな盾をつかんでいます。ワシの頭上には、独立当初の13州を表す13個の星が配置されています。

1818年銘の真贋に注意

ここで重要なポイントがあります。アメリカ造幣局は1804年から1835年までの間、流通用のシルバーダラーを製造していません。つまり、「1818年」という年号を持つ正規のダラー銀貨は存在しないとされています。市場に出回る1818年銘のダラーは、模造品や偽造の可能性が非常に高いため、購入や売却の前に必ずPCGSやNGCなどの専門鑑定機関による評価を受けることをおすすめします。

価値の目安

キャップド・バスト型シルバーダラー全体として見ると、その価値は状態(グレード)や希少性によって大きく変動します。一般的には、保存状態の良いもので数百ドル程度、特に優れた状態のものでは1,000ドルを超えることもあります。鑑定書付きのコインは信頼性が高く、コレクター市場でも有利に取引されます。

まとめ

1818年製とされるシルバー・レディ・リバティ・ダラーは、美しいデザインと歴史的な背景を持つ人気のコインですが、当時のアメリカではダラー銀貨が製造されていなかったため、真贋の確認が何よりも重要です。状態の良い本物のキャップド・バスト・ダラーであれば、数百ドルから1,000ドル以上の価値が期待できます。取引の際は、信頼できるディーラーや鑑定機関を活用しましょう。