南アメリカの歴史

第二次世界大戦の侵略の波を引き起こしたのはどこの国?

第二次世界大戦の発端となった国

世界を第二次世界大戦へと突き落とした侵略の波は、アドルフ・ヒトラー率いるナチス・ドイツによって始められました。ナチス・ドイツの拡張主義的な政策と一連の軍事行動こそが、戦争を世界的な規模へと拡大させる主な引き金となったのです。

ナチス・ドイツの拡張主義政策

ナチス・ドイツは、「生存圏(レーベンスラウム)」の獲得を掲げ、周辺諸国への領土拡張を着実に進めていました。1938年にはオーストリアを併合(アンシュルス)し、ミュンヘン会談を経てチェコスロバキアのズデーテン地方を獲得、さらに翌1939年には同国を解体しました。これらの行動に対する英仏の宥和政策も、ドイツの強気な姿勢を後押ししたとされています。

ポーランド侵攻と開戦

決定的な転換点となったのが、1939年9月1日のポーランド侵攻です。ドイツ軍の侵入を受け、イギリスとフランスは9月3日にドイツへ宣戦布告を行いました。これにより、ヨーロッパの局地的な紛争は瞬く間に世界的な戦争へと拡大していきました。

その後、ソ連の参戦、そして日本やイタリアとの同盟関係の深化により、戦火はヨーロッパにとどまらず、アジアや太平洋地域へと広がり、人類史上最大の戦争となったのです。

まとめ

第二次世界大戦を引き起こした侵略の波の起点は、ヒトラー指導下のナチス・ドイツでした。その拡張主義政策と1939年のポーランド侵攻が、世界規模の戦争勃発の直接的なきっかけとなったといえます。