南アメリカの歴史

世界の児童労働者は何人?児童奴隷の最新推計とその実態

世界の児童労働・児童奴隷の現状

国際労働機関(ILO)とユニセフ(UNICEF)が2017年に発表した世界的な推計によると、世界には5歳から17歳の子ども約1億5200万人が何らかの形で労働に従事しているとされています。この中には、強制労働、債務拘束(借金返済のために人身自由を奪われる状態)、児童性的搾取といった「現代の奴隷制」に該当する子どもたちや、国際基準において許容されない危険有害な労働に従事する子どもたちが含まれています。

さらに、2021年6月に両機関が発表した最新の報告書では、2020年時点で世界の児童労働者は約1億6000万人に達し、前回調査から840万人も増加したことが明らかになりました。新型コロナウイルス感染症による経済的打撃などが背景にあり、貧困に苦しむ家庭の子どもたちが労働へと追い込まれている実態が浮き彫りになっています。

正確な数字を把握することの難しさ

残念ながら、児童労働や児童奴隷は極めて隠蔽された違法行為であるため、正確かつ最新の数値を把握することは非常に困難です。また、状況は常に変化しており、公表されている数字は実際の被害規模を過小評価している可能性が高いという点にも留意する必要があります。地下化した搾取の実態は、統計以上に深刻だと考えられています。

最新情報を確認するには

最も信頼性の高い最新情報を得るためには、ILO、UNICEF、あるいは児童労働・児童奴隷の撲滅に取り組むその他の国際機関の公式報告書や発表を参照することをおすすめします。こうした機関は定期的に調査を実施し、各国政府と連携して問題の解決に努めています。