南アメリカの歴史

第一次・第二次世界大戦後、アメリカは何をしたのか?戦後の政策と変化を解説

第一次世界大戦後のアメリカ

第一次世界大戦を経て、アメリカ合衆国は世界的な大国としての地位を確立しました。

ウッドロウ・ウィルソン大統領は恒久平和の仕組みとして国際連盟の設立を主導し、国際紛争を平和的に解決する仲介役を担おうとしました。しかし、議会上院の反対に遭い、アメリカ自身は連盟への加盟を見送ることになります。

その後、アメリカはヨーロッパから軍隊を撤収させ、軍事費を削減するなど、孤立主義へと外交政策を転換しました。

国内では、消費文化の拡大やジャズ時代と呼ばれる文化的変革に支えられ、「狂騒の20年代(Roaring Twenties)」と呼ばれる好景気と繁栄の時代を迎えました。

第二次世界大戦後のアメリカ

第二次世界大戦の終結後、アメリカ合衆国は名実ともに世界の超大国として台頭しました。

マーシャル・プラン(ヨーロッパ復興計画)を通じて、戦争で疲弊したヨーロッパ諸国の復興に多額の資金援助を行いました。また、国際連合(UN)をはじめとする国際機構の設立にも主導的な役割を果たし、戦後の国際秩序づくりに深く関与していきました。

冷戦下では、共産主義の拡大を食い止めるための「封じ込め政策(コンテインメント)」を採用し、朝鮮戦争やベトナム戦争などの紛争に直接介入していきました。

一方、国内では高度経済成長と技術革新が進み、自動車や家電製品の普及などによって国民生活は大きく豊かになり、大量消費社会が形成されました。

まとめ

第一次世界大戦後のアメリカは「大国」でありながら孤立主義を選びましたが、第二次世界大戦後には「超大国」として国際秩序の構築に積極的に関与するようになりました。この大きな転換こそが、現代の国際政治におけるアメリカの役割を形作ったといえるでしょう。