南アメリカの歴史

南北戦争で南軍のために戦った北軍の将軍は存在したのか?

アメリカ南北戦争(1861年〜1865年)において、南軍のために戦った北軍の将軍は一人も存在しませんでした。

北軍(ユニオン軍)の将軍たちはすべてアメリカ合衆国のために戦い、一方、南軍(アメリカ連合国軍)の将軍たちはアメリカ連合国のために戦いました。両者は完全に敵対する陣営であり、開戦後は指揮官が陣営をまたいで戦うということはありませんでした。

北軍と南軍を代表する将軍たち

北軍の主な将軍

北軍側では、ユリシーズ・S・グラントやウィリアム・T・シャーマンが特に有名です。グラントは最終的に北軍の総司令官に就任し、1865年の戦争終結に決定的な役割を果たしました。

南軍の主な将軍

南軍側では、ロバート・E・リーやストーンウォール・ジャクソンが知られています。特にリー将軍は、開戦前に北軍(合衆国軍)から総司令官への就任を打診されながらも、故郷であるバージニア州への忠誠を選び、南軍に加わったことで有名です。

「北軍出身」の南軍将軍には注意

厳密に言えば、ロバート・E・リーのように、もともと合衆国軍(北軍)の将校だったが、開戦時に除隊して南軍に転じた人物は多くいました。しかし、彼らはあくまで「南軍の将軍」であり、北軍の将軍として南軍のために戦ったわけではありません。

まとめ

「南軍のために戦った北軍の将軍」という存在は歴史上ありません。北軍の将軍は一貫してアメリカ合衆国のために戦い、南軍の将軍はアメリカ連合国のために戦ったのです。