ヨーロッパの歴史

冷戦時代、ソ連を最も強く支持した国々があった地域はどこ?

答えは東ヨーロッパ(東欧)です。冷戦時代(1947年〜1991年)において、ソビエト連邦を最も強く支持していた国々は、ヨーロッパ東部に位置する「東側諸国(東部ブロック)」と呼ばれる地域に集中していました。

東側諸国とは

第二次世界大戦後、ソ連の影響下に置かれた東欧諸国は社会主義政権を樹立し、ワルシャワ条約機構(WTO)や経済相互援助会議(COMECON/コメコン)といった軍事・経済機構を通じて、ソ連と極めて緊密な同盟関係を築きました。

主な東側諸国

代表的な国としては、
・ポーランド
・東ドイツ(ドイツ民主共和国)
・チェコスロバキア
・ハンガリー
・ルーマニア
・ブルガリア
などが挙げられます。これらの国々ではソ連型の計画経済と一党独裁体制が導入され、外交政策も基本的にモスクワの方針に従って進められました。

西側との対比

一方、西ヨーロッパ諸国はアメリカ合衆国を中心とするNATO(北大西洋条約機構)に加盟し、「鉄のカーテン」を挟んで東西両陣営が対峙する構図が形成されました。この東西分裂こそが、冷戦期のヨーロッパ、ひいては世界の政治地図を特徴づける最大の要素だったのです。