アメリカ合衆国の建国期(連邦時代)には、強力な中央政府の樹立を訴える「連邦主義者(Federalists)」と呼ばれる政治家たちが活躍しました。中でも特に著名なのは、『フェデラリスト(The Federalist Papers)』の執筆に関わった以下の3人です。
アレクサンダー・ハミルトン(Alexander Hamilton)
- ジョージ・ワシントン政権下で初代財務長官を務めた
- 『フェデラリスト』の中で、強力な中央政府の必要性を力強く主張した
ジェームズ・マディソン(James Madison)
- アメリカ合衆国第4代大統領
- 『フェデラリスト』の共同執筆者の一人
- 各州の権限と中央政府の権限を調和させる連邦制の政府体制を提唱した
ジョン・ジェイ(John Jay)
- アメリカ合衆国初代最高裁判所長官
- 『フェデラリスト』の共同執筆者の一人
- 派閥間の対立や分裂(フラクショナリズム)を防ぐためには、強力な中央政府が不可欠であると主張した
この3人は、当時まだ独立したばかりで弱体化していた合衆国の結束を守るため、憲法の批准を訴え、今日のアメリカ連邦制度の基礎を築いた人物として知られています。