ヨーロッパの歴史

ルイ16世は何歳でフランス王になった?即位の経緯をわかりやすく解説

ルイ16世がフランス王になったのは何歳?

ルイ・オーギュスト、すなわち後のルイ16世は、満19歳(同年8月23日に20歳を迎える直前)でフランス王に即位しました。
彼は1754年8月23日に生まれ、1774年5月10日、祖父であるルイ15世の崩御を受けて王位を継承しました。

即位までの経緯

ルイ・オーギュストはヴェルサイユで生まれたブルボン家の王子です。本来なら王位継承順位は低かったのですが、父である王太子(ドーファン)が1765年に先立ち、兄たちも早世したため、彼が王位継承者の地位に立つことになりました。

そして1774年5月10日、祖父ルイ15世が天然痘(痘瘡)により崩御すると、ルイ・オーギュストは「ルイ16世」としてフランス王に即位しました。当時の彼はまだ若く、統治の経験も浅いまま重責を担うことになりました。

即位後の治世とその運命

即位当初、ルイ16世は国民から改革への大きな期待を寄せられていました。しかし、度重なる戦争による財政難や身分制度に起因する社会矛盾への対応に苦慮し、改革は思うように進みませんでした。

1789年にはフランス革命が勃発し、王室の権威は急速に失墜。1792年には王政そのものが廃止され、翌1793年1月21日、ルイ16世は38歳で処刑されました。20歳弱で戴冠した若き王の人生は、激動の時代の中で幕を閉じることとなったのです。