リンカーン、第16代大統領に選出される
1860年のこの日、エイブラハム・リンカーン(1809年〜1865年)がアメリカ合衆国第16代大統領に選出されました。奴隷制廃止において決定的な役割を果たしたことから、リンカーンは「人類の平等を擁護した偉大な人物の一人」として、世界史にその名を刻んでいます。奴隷制をめぐる対立は、彼の任期中を通じて続いた南北戦争(1861年〜1865年)の最大の争点となり、リンカーンはこの激動の時代を率いることとなりました。
軍人としての実績と共和党の政治家へ
軍人としての確かな実績と法学の素養を備えていたリンカーンは、共和党に所属する傑出した政治家へと成長していきます。しかし、その栄光の道のりは悲劇で終わりました。1865年、彼は劇場で観劇中に反対派の過激派によって暗殺されたのです。この悲しい最期は彼を伝説的な存在へと変え、その功績は後世まで語り継がれることとなりました。
リンカーン記念館――ワシントンD.C.の象徴
1922年、リンカーンを記念して、ワシントンD.C.に壮大な記念碑「リンカーン記念館」が建立されました。ギリシャ様式を取り入れた荘厳な建築で、その中央には座した姿のリンカーンを表現した、圧倒的な存在感を放つ大理石彫刻が安置されています。高さ約6メートルに及ぶこの名作は、アメリカの彫刻家ダニエル・チェスター・フレンチによるものです。
リンカーンの生涯を知る
関連リンクからは、世界史における重要人物であるエイブラハム・リンカーンの伝記の概要をご覧いただけます。大統領選出から暗殺に至るまで、彼の波乱に満ちた生涯をぜひご確認ください。