アングロサクソン人とは、5世紀から6世紀にかけてヨーロッパ大陸からブリテン島へ移住したゲルマン系の部族集団を指します。彼らは現在のデンマーク、ドイツ、オランダにあたる地域を故郷としていました。
アングロサクソン人のルーツ
アングロサクソン人は単一の民族ではなく、アングル人、サクソン人、ジュート人といった複数のゲルマン系部族の総称です。彼らは北海を越えてブリテン島へ渡り、次第にイングランド各地に定住していきました。
主な出身地域
- デンマーク周辺(ユトランド半島)
- 現在の北ドイツ一帯
- オランダ北部の沿岸地域
イギリス人の形成における役割
現在のイングランド人の祖先を形作った主要な集団は大きく分けて二つあります。ひとつがこのアングロサクソン人であり、もうひとつがそれ以前からブリテン島に暮らしていたケルト人です。
アングロサクソン人は定住後、独自の言語や文化を築き上げ、それが後の英語やイングランド文化の基盤となりました。7世紀以降にはいくつかの王国が成立し、やがてこれらが統合されてイングランド王国へと発展していきます。
まとめ
アングロサクソン人の出身地は、現在のデンマーク、ドイツ、オランダに相当する北西ヨーロッパの地域です。5~6世紀の大移動を経てブリテン島に根付き、ケルト人とともにイギリスの歴史と文化の重要な礎を築いた存在といえます。