古代の歴史

「E Pluribus Unum」1890年コインの価値はいくら?その真相を徹底解説

「E Pluribus Unum(エ・プルリブス・ウヌム)」という文字が刻まれた1890年のコインを持っていて、その価値を知りたいと考えている方は少なくありません。結論からお伝えすると、「E Pluribus Unum」という名称のコインそのものは公式に存在せず、単体としての貨幣価値はありません。この記事では、その理由と、実際に価値がありうる1890年発行のアメリカ硬貨について詳しく解説します。

E Pluribus Unum はコインの名称ではなく「標語」

E Pluribus Unumとは、ラテン語で「多数から一つへ(Out of many, one)」を意味する言葉で、アメリカ合衆国の伝統的な国家標語です。18世紀末以降、多くのアメリカ硬貨に刻印され続けてきました。

つまり、E Pluribus Unumは特定のコインの名前ではなく、硬貨に記される銘文(モットー)の一つにすぎません。「E Pluribus Unum コイン」という独立した種類の硬貨は、公式に鋳造されたことが一度もありません。

なぜ「E Pluribus Unum コイン」に価値がないのか

収集品としての価値は、実在性と希少性によって決まります。「E Pluribus Unum」という名称のコインは公式に発行されたことがないため、現存する例がなく、市場での取引実績も存在しません。したがって、それ自体に金銭的な価値が付くことはありません。

もし手元にある硬貨にE Pluribus Unumの文字が見える場合、それはアメリカの一般的な硬貨である可能性が高いです。価値を正しく判断するためには、硬貨の種類(ドル銀貨、ハーフダラーなど)、発行年、保存状態(グレード)、ミントマーク(鋳造工場の刻印)などを確認することが重要です。

1890年に発行された実在のコインとその価値

1890年にE Pluribus Unumの標語が刻まれて発行されたアメリカ硬貨は数多く存在します。代表的なものは以下の通りです。

  • モーガンドル銀貨(Morgan Silver Dollar):1878年から発行された1ドル銀貨。1890年版は保存状態によって数十ドルから数千ドル以上の評価が付くこともあります。
  • リバティ・ヘッド(V字)5セント銀貨:1883年から発行されたニッケル硬貨で、1890年版も流通しています。
  • インディアンヘッド・ペニー:1セント銅貨で、1890年版も存在します。

これらのコインは、保存状態や希少性によってはコレクター市場で高値が付くことがあります。特に未使用に近い状態のものや、希少なミントマークが入ったものは高額査定の対象となります。

まとめ

「E Pluribus Unum コイン 1890」に直接的な貨幣価値はありません。E Pluribus Unumはあくまでアメリカ硬貨に刻まれた標語であり、その名を冠したコインは公式に存在しないためです。ただし、1890年に実際に発行されたモーガンドル銀貨などの硬貨であれば、種類や状態によっては十分に価値があります。まずは手元の硬貨の正式名称・発行年・状態を確認し、必要であれば専門の鑑定機関や信頼できるコインショップに相談することをおすすめします。