古代の歴史

マウンド文明はいつ終わったのか?盛衰の歴史を解説

マウンド文明の最盛期

北米大陸で繁栄したマウンド文明(墳丘文明)は、紀元700年から900年頃に最盛期を迎えました。この時代、ミシシッピ川流域を中心に巨大な土塁(マウンド)が次々と築かれ、宗教的・政治的な中心地として機能する大規模な集落が数多く形成されていました。

急速な衰退の時代

しかし、紀元1000年頃に入ると、文明は急速に衰退し始めました。気候変動、資源の枯渇、集団間の対立など、複数の要因が重なって衰退が進んだと考えられています。かつて賑わった都市の多くは放棄され、人口も大幅に減少していきました。

スペイン人の到来まで続いた伝統

とはいえ、すべてのマウンド文化が完全に消滅したわけではありません。一部の集団は形を変えながら生き延び、16世紀にスペイン人が北米大陸に到達するまで、その伝統と文化を受け継いでいました。今日でも、アメリカ南東部の先住民族の間には、マウンド建造に関わる記憶や文化的影響が色濃く残っています。