「1829年のインディアンヘッド・ペニーを所有しているが、いくらの価値があるのか知りたい」というコレクターは少なくありません。しかし結論からお伝えすると、インディアンヘッド・ペニーは1859年から1909年にかけて鋳造されたため、1829年銘のインディアンヘッド・ペニーは実際には存在しません。
1829年に鋳造されていたのは「ラージセント(大型1セント硬貨)」
1829年にアメリカ造幣局で製造されていた1セント硬貨は、マトロンヘッド(コロネットヘッド)として知られる大型セント(ラージセント)です。市場で「1829年のペニー」として取引されているのは、このラージセントであり、保存状態(グレード)によって以下のような価格帯で売買されています。
グレード別の概算価値
- Good(グッド): 10〜20ドル
- Very Good(ベリーグッド): 20〜30ドル
- Fine(ファイン): 30〜40ドル
- Very Fine(ベリーファイン): 40〜50ドル
- Extremely Fine(エクストリームリーファイン): 50〜75ドル
- Uncirculated(未使用品): 75〜200ドル
インディアンヘッド・ペニーとの違い
インディアンヘッド・ペニーは、1859年から1909年まで約50年間にわたって鋳造された小型の1セント硬貨です。表面に羽根飾りを着けた自由の女神が描かれているのが特徴で、現在でも人気の高い収集対象となっています。一方、1829年のラージセントはサイズが大きく、デザインもまったく異なります。
まとめ
1829年銘の1セント硬貨をお持ちの場合、それはインディアンヘッド・ペニーではなくラージセントです。状態の良いものであれば数十ドル、未使用に近いものでは200ドル前後の価値が見込めます。正確な鑑定を希望する場合は、PCGSやNGCなどの専門機関によるグレーディングサービスの利用をおすすめします。