考古学的発見

現在のアメリカ硬貨の銀含有量はどのくらい?種類別に徹底解説

現在のアメリカ硬貨に銀は含まれているのか?

結論から言うと、現在アメリカで流通しているほとんどの硬貨には銀は含まれていません。ただし、過去に発行された硬貨や、コレクター向けに販売されている特別な硬貨の中には、銀を含むものがいくつか存在します。ここでは、種類別に詳しく解説します。

1. 1965年以前のダイム・クォーター・ハーフダラー(90%シルバー)

1965年より前に鋳造された10セント硬貨(ダイム)、25セント硬貨(クォーター)、50セント硬貨(ハーフダラー)には、銀90%・銅10%の合金が使用されています。これらは「シルバーコイン」あるいは「90%シルバーコイン」と呼ばれ、コレクターの間で非常に人気が高い硬貨です。

2. 1965年〜1970年のハーフダラー(40%シルバー)

1965年から1970年にかけて発行されたハーフダラーには、銀40%・銅60%の合金が使われており、「40%シルバーコイン」と呼ばれています。90%シルバーほどではありませんが、銀価値を十分に秘めた硬貨として注目されています。

3. アメリカン・シルバー・イーグル

1986年に登場した「アメリカン・シルバー・イーグル」は、世界中で人気を集める地金型投資コインです。法定通貨としての地位を持っていますが、実際には収集や投資の目的で取引されることがほとんどです。純度99.9%(ファインシルバー)の銀が1トロイオンス含まれています。

4. 特別ミントセット

アメリカ造幣局は、不定期にプルーフ貨や未流通貨を含む特別なミントセットを発売することがあります。これらのセットには銀製のコインが含まれる場合があり、通常の流通硬貨よりも銀の含有率が高く設定されています。主にコレクター向けに販売されています。

現在流通している硬貨の素材とは?

今日アメリカで流通している大多数の硬貨は、銅メッキを施した亜鉛で作られた「クラッドコイン」です。これらの硬貨には銀は一切含まれていません。銀価格の高騰に対応しながら鋳造コストを抑えることを目的に、この素材へと切り替えられました。そのため、日常的に手にする硬貨から銀を回収することはできない点に注意が必要です。