ライト兄弟が1903年に初飛行に成功させた世界初の動力飛行機「ライトフライヤー号(Wright Flyer)」は、現在、アメリカ合衆国の首都ワシントンD.C.にあるスミソニアン国立航空宇宙博物館(National Air and Space Museum)で展示されています。
ライトフライヤー号とはどんな飛行機?
ライトフライヤー号は、オーヴィル・ライトとウィルバー・ライトの兄弟によって製作された、人類初の有人動力飛行に成功した航空機です。1903年12月17日、ノースカロライナ州キティホーク近郊のキルデビルヒルズで、オーヴィル・ライトを操縦者として約12秒間、36メートルほどの距離を飛行しました。この短いフライトこそが、現代の航空技術の歴史の出発点となったのです。
なぜ国立航空宇宙博物館に展示されているのか
ライトフライヤー号は、長い年月を経て1948年にスミソニアン協会へ寄贈されました。それ以来、同博物館の中心的な展示品として、世界中から訪れる多くの人々を魅了し続けています。博物館では、初飛行の様子を再現した展示や、当時の貴重な資料とともに、この歴史的な機体を目の前で見学することができます。
見学のポイント
国立航空宇宙博物館は大規模な改修工事を経て、2022年から順次リニューアルオープンしており、ライトフライヤー号も新たな展示手法で紹介されています。入館は無料ですが、混雑時期には事前の時間指定チケットが必要になる場合があるため、訪問前に公式サイトで最新情報を確認することをおすすめします。航空史の原点に触れられる、まさに必見のスポットです。