歴史上の人物

マーティン・ルーサー・キング牧師の葬儀で棺を担ったのは誰?担ぎ手8人の顔ぶれ

1968年4月4日、テネシー州メンフィスで暗殺されたマーティン・ルーサー・キング牧師。その葬儀は同年4月9日、ジョージア州アトランタのエベニーザー・バプテスト教会で執り行われ、棺を担ったのは公民権運動で共に戦ってきた盟友たちでした。

キング牧師の葬儀で担ぎ手を務めた8人

  • ラルフ・アバナシー(Ralph Abernathy)
    SCLC(南部キリスト教指導者会議)副会長としてキング牧師の最も近い側近であり、死後は後任の会長を務めました。
  • C・T・ヴィヴィアン(C. T. Vivian)
    公民権運動を代表する指導者の一人で、SCLCの一員として非暴力の直接行動の最前線に立ち続けた人物です。
  • クラレンス・ジョーンズ(Clarence Jones)
    キング牧師の顧問弁護士であり、有名な「私には夢がある」演説の起草にも関わったといわれています。
  • バーナード・リー(Bernard Lee)
    長年にわたりキング牧師の個人秘書を務め、運動を陰で支え続けた存在でした。
  • ワイアット・ティー・ウォーカー(Wyatt Tee Walker)
    牧師であり活動家でもあり、SCLCの専務理事として組織運営を支えました。
  • アンドリュー・ヤング(Andrew Young)
    SCLCの幹部として活躍した後、国連大使やアトランタ市長などを歴任した政治家です。
  • ジョセフ・ラウリー(Joseph Lowery)
    SCLCの共同創設者の一人で、キング牧師の死後は同団体の会長を長く務めました。
  • ホセア・ウィリアムズ(Hosea Williams)
    セルマからの行進など数々の抗議行動を主導した、SCLCの精鋭活動家です。

葬儀の様子と担ぎ手たちの意味

葬儀には国内外から多くの弔問客が訪れ、教会での式典の後、棺はモアハウス大学のキャンパスへと運ばれました。担ぎ手を務めた8人は、いずれもキング牧師が築き上げた公民権運動の中核を担った人物ばかり。この顔ぶれこそが、彼らとキング牧師との深い絆、そして運動への揺るぎない忠誠心を物語っています。