ロシア(旧ソ連)には、歴史上数多くの強制収容所が存在しました。中でも特に悪名高い収容所や地域の名称を以下に紹介します。
グラグ(Gulag)
「グラグ」は、1920年代から1950年代にかけて運営されたソ連の強制労働キャンプ制度の総称です。グラグ体制下では、ソ連全土に数百もの収容所が設置され、政治犯や一般囚人が過酷な労働を強いられました。
コルィマ(Kolyma)
コルィマ地方はロシアの北東端に位置し、最も悪名高いグラグ収容所群が集中していた地域として知られています。極寒の気候と劣悪な環境により、死亡率が非常に高く、「死の地」として恐れられました。
ノリリスク(Norilsk)
ノリリスクはロシア・クラスノヤルスク地方北部に位置する都市で、鉱山採掘などの産業プロジェクトのために大規模なグラグ収容所が複数建設されました。現在も世界有数のニッケル生産地として知られています。
ソロヴェツキー諸島(Solovetsky Islands)
白海に浮かぶソロヴェツキー諸島は、ソ連初期における大規模な強制収容所の所在地でした。現在この島々には修道院が建ち、ユネスコの世界遺産にも登録されています。
ペルミ36(Perm-36)
ペルミ36は、1946年から1988年にかけて政治犯を収容するために使われた特別な収容所です。ソ連崩壊後は博物館として整備され、現在は一般公開されています。