セント・ゴーデンス・ダブルイーグルとは
セント・ゴーデンス・ダブルイーグル(20ドル金貨)は、アメリカを代表する彫刻家アウグストゥス・セント・ゴーデンスによってデザインされた、アメリカ合衆国の20ドル金貨です。1907年から1933年までの間に鋳造され、その優雅なデザインから「史上最も美しいアメリカ貨幣」と称されることもあります。
表面には前進する自由の女神、裏面には飛翔する鷲が描かれており、テオドール・ルーズベルト大統領の発案によって生まれた貨幣として知られています。
1922年銘は実際に存在するのか?
結論から言うと、1922年にセント・ゴーデンス・ダブルイーグルは1枚も鋳造されていません。当時のアメリカ造幣局では金準備が大幅に低下しており、この年の20ドル金貨の生産は見送られました。そのため、公式に発行された「1922年銘」のダブルイーグルは存在しないことになります。
「1922」の年号があるコインに注意
オークションやコレクター市場で「1922年銘」を謳うセント・ゴーデンス金貨を見かけた場合は、十分な注意が必要です。考えられるケースとしては、次のようなものがあります。
・偽造品である可能性
・別の年号から年号を改ざんされたコインである可能性
・記念目的で作られた非公式の複製品である可能性
高額で取引される金貨だからこそ、購入前に信頼できる鑑定機関(PCGSやNGCなど)による真贋鑑定を受けることを強くおすすめします。
まとめ
セント・ゴーデンス・ダブルイーグルは1907年から1933年にかけて鋳造された歴史的な20ドル金貨ですが、1922年のみ金準備不足のため生産が行われませんでした。もし「1922年銘」として取引されているコインを目にしたら、それは本物ではない可能性が非常に高いと認識し、慎重に真贋を見極めることが大切です。