18世紀フランスを代表する助産師アンジェリク・デュ・クードレーは、農村部で出産に立ち会う女性たちを育成するとともに、世界初となる産科用人体模型を発明した人物です。当時の乳児死亡率の低下に大きく貢献しました。 世界初の産科用人体模型 1714年、フランス中部のクレルモン=フェランで、名だたる医師を多数輩出する家系に生まれたのが、アンジェリク・マルグリット・ル・ブールシエ・デュ・クードレーです。彼女はパリで16年間助産師として活躍した後、1754年に故郷であるオーヴェルニュ地方へ戻りました。そこで農村部に出産介助を担う女性たち(産婆)の養成事業に乗り出し、出産術に関する専門書も出版しています。 1