歴史上の人物

1971年のアメリカ1ドル硬貨の価値はいくら?アイゼンハワー・ダラーの相場を徹底解説

1971年に発行されたアメリカ合衆国の1ドル硬貨は、一般に「アイゼンハワー・ダラー(Eisenhower Dollar)」として知られています。第34代大統領ドワイト・D・アイゼンハワーの肖像をあしらったこの硬貨は、1935年のピースダラー以来となる大型1ドル硬貨の復活として発行されました。

なお、ジョン・F・ケネディ大統領の肖像が描かれているのは50セント硬貨(ケネディ・ハーフダラー)であり、1ドル硬貨とは別のコインですので混同にご注意ください。

1971年1ドル硬貨の現在の価値

流通して摩耗した状態(Very Good相当)の1971年アイゼンハワー・ダラーの価値は、おおよそ1.00〜1.85米ドル(約150〜280円)程度です。一方、未流通(Uncirculated)のコインは状態やグレードによって6〜41米ドル(約900〜6,200円)で取引されています。

※日本円への換算は為替レートにより変動する目安です。

状態とグレードが価値を左右する

コインの価値は保存状態に大きく依存します。傷や摩耗が少なく、発行時の光沢を保っている未流通品ほど高く評価され、PCGSやNGCなどの専門機関によるグレーディング(MSランク)が高いほど、価格も大きく上昇します。

額面は今も1ドルのまま

ただし、法定通貨としての額面価値は現在も1米ドルです。希少なバラエティや高グレード品を除けば、通常の流通品が額面を大きく上回ることは少ないのが実情です。

ミントマークと種類による違い

1971年のアイゼンハワー・ダラーは、以下の造幣局で製造されました。

  • フィラデルフィア造幣局: ミントマークなし
  • デンバー造幣局: 「D」マーク入り
  • サンフランシスコ造幣局: 「S」マーク入り(収集家向けのプルーフ・銀貨版を含む)

特にサンフランシスコ造幣局が製造した「S」マーク付きのコインには、40%の銀を含む収集家向け銀貨版が存在します。これらは銀地金としての価値があり、通常の銅ニッケル版よりも高い評価を受けることがあります。

まとめ

1971年のアメリカ1ドル硬貨は、流通品なら約1〜1.85ドル、未流通品なら状態次第で6〜41ドル程度の価値があります。手元にあれば、まず保存状態とミントマークを確認してみましょう。「S」マークの銀貨版であれば、思わぬ価値が見込めるかもしれません。