歴史上の人物

リバティシルバーダラーにミントマークはある?刻印の場所と造幣局マークの種類を解説

リバティシルバーダラー(モーガンダラー)の多くには「ミントマーク(造幣局マーク)」が刻印されています。これは、そのコインがどの造幣局で鋳造されたかを示す小さなアルファベットの記号で、コインの希少性や収集価値を判断するうえで非常に重要なポイントとなります。

ミントマークが刻印されている場所

リバティシルバーダラーのミントマークは、コインの裏面(リバース)にあります。具体的には、中央の鷲(イーグル)を囲む月桂樹のリース(花輪)のすぐ下、結び目の近く、「DOLLAR」の文字の上あたりに小さく刻まれています。文字が非常に小さいため、拡大鏡やルーペを使うと確認しやすいでしょう。

リバティシルバーダラーの主なミントマーク一覧

  • CC … カーソンシティ造幣局(ネバダ州)
  • D … デンバー造幣局(コロラド州/1921年のみ鋳造)
  • O … ニューオーリンズ造幣局(ルイジアナ州)
  • S … サンフランシスコ造幣局(カリフォルニア州)
  • 刻印なし … フィラデルフィア造幣局(ペンシルベニア州)

なお、当時のフィラデルフィア本局で鋳造されたコインにはミントマークを刻印しないのが慣例でした。そのため、裏面にマークが見当たらないからといって、必ずしも偽物というわけではありません。

ミントマークとコインの価値の関係

中でも「CC」(カーソンシティ)マーク入りのリバティシルバーダラーは発行枚数が少なく、コレクターの間で人気が非常に高いため、高額で取引される傾向にあります。同じ年号でもミントマークの違いによって価格が大きく変わることがあるため、売却や査定の前には必ず裏面の刻印をチェックしておきましょう。

このように、リバティシルバーダラーにはミントマークが存在し、裏面のリース下部に刻印されています。CC・D・O・Sといったマークの種類や無刻印品を見分けることで、コインの鋳造地や歴史的背景、そして市場価値をより深く理解することができます。