1966年の赤いシール付き100ドル紙幣は実在するのか?
「1966年に発行された赤いシール(レッドシール)入りのアメリカ100ドル紙幣は、そもそも存在しない」という話を目にすることがあります。しかし、これは誤解です。1966年シリーズおよび1966Aシリーズの100ドル紙幣は、合衆国紙幣(United States Note/法定通貨券)として実際に発行されています。
この紙幣の最大の特徴は、財務省の印章やシリアルナンバーが赤色で印刷されている点です。なお、赤いシールが1969年に初めて導入されたというのも誤りで、赤色印章は小型の合衆国紙幣では1928年以降、長年にわたって採用されてきた伝統的なデザインです。1966年版は合衆国紙幣として最後となったシリーズであり、歴史的な意味でも注目度の高い紙幣です。
1966年100ドル紙幣の価値・相場の目安
価値は主に「状態」によって大きく変動します。一般的な相場の目安は以下の通りです。
流通品(使用感のあるもの)
折り目や軽度の汚れがある流通品は取引量も多く、おおよそ額面の100ドル前後〜150ドル程度が目安となります。保存状態が良いほど、額面を上回る評価を受けやすくなります。
未使用品(Uncirculated)
折り目や傷のない未使用品は希少性が高く、200ドル〜400ドル以上になることもあります。特に「ジェム・アンサーキュレーテッド」と呼ばれる美品クラスは、コレクターからの需要が強く高値がつきやすいです。
スターノート(★印付き)
製造時に不良品と交換されたことを示す星印(★)が入ったスターノートは発行枚数が少なく、同じ状態でも通常版より1.5倍〜2倍以上の価値がつくことがあります。
価値を左右するその他のポイント
- 特別なシリアルナンバー:「00000001」のような極端に低い番号やゾロ目など、珍しい番号にはプレミアムがつきます。
- 保存状態:折り曲げ・シミ・端の傷みがないか確認しましょう。フラットな状態での保管が価値維持につながります。
- 鑑定:PMGやPCGS Banknoteなどの第三者鑑定機関でグレードを取得すると信頼性が増し、高値で売りやすくなります。
売却先の選び方
売却を検討する場合は、紙幣専門のディーラー、eBayなどのオンラインオークション、コイン&カレンシー・ショーなどが一般的な選択肢です。複数の業者で査定を比較することで、より有利な条件で売却できる可能性が高まります。
まとめ
1966年発行の赤いシール付き100ドル紙幣は確かに実在し、状態次第で額面以上の価値が期待できます。流通品なら100ドル前後、未使用品やスターノートであれば数百ドルに達することもあります。まずは手元の紙幣の状態を丁寧に確認し、必要であれば専門家の鑑定を受けることをおすすめします。