「LI」が欠けた1945年ペニーは価値があるのか?
表面(オモテ面)の「LIBERTY」の文字から「LI」が欠けているように見える1945年ペニーをお持ちの方は多いですが、結論から言うと、このようなコインは公式に認められたエラーコインやバラエティではありません。
実際のところ、1945年に発行されたすべての1セント硬貨(ホイート・ペニー)には、リンカーンの肖像があるオモテ面に完全な形で「LIBERTY」という文字が刻まれています。そのため、「LI」が欠けていることに特別な貨幣収集(ナミスマティック)上の価値は認められていないのです。
文字が欠けて見える主な原因
もし手元のコインで「LI」が消えているように見える場合、以下のような理由が考えられます。
- 摩耗:長年の使用により文字がすり減って判読できなくなっている
- ダメージ:傷や打痕、汚れなどによって文字の一部が埋まっている
- 金型への異物詰まり(フィルド・ダイ):製造時に金型の彫刻部分に金属やゴミが詰まり、文字が弱くしか打たれなかった可能性
価値を正しく判断するために
本物のエラーコインと鑑定されれば高値がつくこともありますが、残念ながらこのケースはそれに該当しません。とはいえ、状態の良い1945年ペニー自体には一定のコレクター価値があります。正確な評価を受けたい場合は、PCGSやNGCといった専門のグレーディングサービスに鑑定を依頼するのが確実です。