歴史上の人物

1917年製10セント硬貨(ダイム)の価値はいくら?相場と特徴をわかりやすく解説

1917年製10セント硬貨(ダイム)の価値はいくら?

1917年にアメリカで鋳造された10セント硬貨(ダイム)は、一般的な流通品であれば良好な状態でおよそ1.50ドル前後の評価となります。ただし、この硬貨には銀が含まれているため、銀地金としての価値が下限となり、銀相場の変動に伴って実勢価格も上下します。あくまで目安として考えてください。

1917年ダイムの基本スペック

1917年ダイムは、1916年から1945年にかけて発行された「マーキュリーダイム(ウィングド・リバティ・ヘッド・ダイム)」シリーズの一枚です。主な仕様は以下の通りです。

  • 素材:銀90%+銅10%
  • 重量:2.5グラム
  • 直径:約17.9mm
  • 表面デザイン:翼の生えたリバティ像
  • 裏面デザイン:ファッシ(束ねた棒)とオリーブの枝

価値を左右する3つのポイント

① 保存状態(グレード)

コインの価値は状態によって大きく変わります。摩耗が激しい「グッド(Good)」程度では銀地金価値が中心になりますが、未使用に近い「ミントステート(MS)」クラスになると、数十ドル以上のプレミアムが付くこともあります。

② ミントマーク(鋳造工場)

なお、アメリカではワシントンD.C.に造幣局が存在しないため、1917年ダイムの実際の鋳造地はフィラデルフィア・デンバー・サンフランシスコの3か所です。裏面左下に刻まれた「D」や「S」のミントマークの有無で鋳造地を判別できます。

③ 希少性

1917年は各造幣局とも発行枚数が多いため、同年のダイム自体の希少性は高くありません。一方、同じシリーズでも1916年デンバー版(1916-D)は発行枚数が約26万枚と極めて少なく、状態次第で数千ドル以上の高額査定となる有名なキーデイトです。手元のコインの年号とミントマークは必ず確認しましょう。

まとめ

1917年製の10セント硬貨は、一般的な状態であれば約1.5ドル前後の価値があります。銀90%を含むため地金価値が保証されており、保存状態の良いものや希少なミントマークを持つものはさらに高い評価を受ける可能性があります。正確な査定を希望する場合は、信頼できるコインディーラーやPCGS・NGCなどの鑑定機関に相談するのがおすすめです。