1936年に発行されたアメリカのダイム(10セント硬貨)は、「マーキュリーダイム」と呼ばれる人気シリーズの一枚です。その価値は、硬貨の保存状態(グレード)とミントマーク(造幣局マーク)の有無によって大きく変わります。ここでは、フィラデルフィア造幣局製とデンバー造幣局製それぞれのおおよその相場を、グレード別にご紹介します。
1936年ダイム(フィラデルフィア造幣局・ミントマークなし)
- グッド(Good): 1.50〜3ドル
- ベリーグッド(Very Good): 4〜8ドル
- ファイン(Fine): 9〜13ドル
- ベリーファイン(Very Fine): 14〜18ドル
- エクストリームファイン(Extremely Fine): 20〜25ドル
- 未使用(Uncirculated): 40〜60ドル
1936-D ダイム(デンバー造幣局)
デンバー造幣局で鋳造された「D」ミントマーク入りの1936年ダイムは、フィラデルフィア版よりも希少性が高く、全体的に価値が上回ります。
- グッド(Good): 2〜4ドル
- ベリーグッド(Very Good): 5〜9ドル
- ファイン(Fine): 10〜15ドル
- ベリーファイン(Very Fine): 17〜22ドル
- エクストリームファイン(Extremely Fine): 27〜35ドル
- 未使用(Uncirculated): 70〜100ドル
価値を左右する主なポイント
1936年ダイムの査定額には、以下のような要素が影響します。
- 保存状態: 摩耗や傷が少ないほど高く評価されます。特に未使用品はプレミアムがつきやすくなります。
- ミントマーク: デンバー造幣局製(D)の方が発行枚数が少なく、希少価値が高い傾向があります。
- 市場動向: コレクター需要や貴金属相場の変化により、価格は常に変動します。
まとめ
上記の価格はあくまで目安であり、実際の取引価格は市場の状況や個々の硬貨のコンディションによって変動します。より正確な評価を求める場合は、PCGSやNGCといった専門の鑑定機関にグレーディングを依頼するのがおすすめです。状態の良い1936-Dダイムをお持ちの場合は、思わぬ高値がつく可能性もあります。