歴史クイズ

中国文化大革命に関する演習問題と解答解説

中国文化大革命に関する演習問題

本記事では、1966年から1976年にかけて中国で展開された文化大革命に関する演習問題を4問取り上げます。歴史の試験対策に役立つよう、各問題には選択肢とともに、詳しい解答解説をつけています。毛沢東の政治的目的、『紅書』の影響力、伝統文化への打撃、そして鄧小平による経済開放まで、重要ポイントをしっかり確認しましょう。

問題1

(UEM)「1966年に始まった文化大革命は、1976年、中国においてその勢いを失った。この年、その主な創始者である毛沢東が死去した。1978年、鄧小平の指導の下、同国は社会主義体制の緩和へと歩み出すことになる。そこでは、市場経済への経済開放と、中国共産党の覇権の下での権威主義的政治体制の維持との間で、困難な調整が模索された。」(ARRUDA, J. J. de A./PILETTI, N. 『All History』 São Paulo: Ática, 2003, p. 465)

中国の歴史について、正しい選択肢を選びなさい。

a)毛沢東は、文化大革命として知られる社会主義志向の武装革命によって権力を握った。
b)中国革命における所謂「大躍進」は、毛沢東が中国を資本主義へと導いた時期に起こった。
c)1978年に鄧小平によって開始された経済開放は、中国の目覚ましい発展を促し、今日では同国を世界最大級の経済大国の一つへと押し上げた。
d)鄧小平が開始した経済開放は政治面にも及び、今日の中国は西欧諸国と同様の民主主義を実現している。
e)13億を超える人口を抱えながらも、中国は世界最大の食料輸出国となった。

問題2

毛沢東が1966年に中国文化大革命を推進した主な目的は何だったでしょうか。

a)中国における思想・表現の自由への門戸を開くこと
b)東洋と西洋の伝統文化の融合を促進すること
c)共産党および中国国家内部における覇権を回復すること
d)アメリカ合衆国やカウンターカルチャーとの連携を築くこと
e)古典音楽や美術の分野で中国文化を発展させること

問題3

毛沢東の思想を広め、所謂毛沢東主義(マオイズム)運動を引き起こすきっかけとなった主な媒体は次のうちどれか。

a)映画『スペクタクルの社会』
b)『紅書』(毛主席語録)と呼ばれる書物
c)『我が闘争』という書物
d)映画『ラストエンペラー』
e)『帝国主義――資本主義の新段階』という書物

問題4

中国文化大革命が、中国の伝統に対して及ぼした最も明白な副作用の一つは何か。

a)宗教寺院の破壊と僧侶の追放
b)中国伝統演劇・京劇の全国的な普及
c)世界各地の知識人や芸術家を招き、中国の伝統を研究させること
d)毛沢東の個人崇拝の拒否
e)『紅書』を読むことの拒否

解答と解説

問題1:正解はC

毛沢東が中国共産党の主導権を回復し、文化大革命とその中国社会への影響をもたらした後、後継者の鄧小平は大胆な経済開放政策を推進し、中国を国際市場へと組み入れました。1980年代から21世紀にかけて、中国は世界有数の経済大国へと成長し、事実上すべての主要国がその経済と深く結びついています。一方、a)は武装革命ではなく人民解放戦争による政権掌握、d)は政治体制は権威主義のまま、e)はむしろ世界最大の食料輸入国である点から誤りです。

問題2:正解はC

毛沢東は文化大革命という戦略を通じて、中国共産党と国家内部における自らの政治的覇権を再確立しようとしました。党内の官僚機構を撹乱し、政治組織を労働者大衆へと直接移管する形をとったのです。この動きは、毛沢東自身の個人崇拝を確立し、反対意見を武力で抑圧することなしには実現できませんでした。

問題3:正解はB

『紅書』(毛主席語録)は、毛沢東の思想を吸収し実践に移す中国の若者たちにとっての入門書となりました。その影響は西洋世界にも波及し、たとえば1968年5月のパリの学生運動では、フランス青年の多くが自らを毛沢東主義者と称し、『紅書』を読みふけったことで知られています。

問題4:正解はA

毛沢東が推進した文化大革命は、仏教をはじめとする宗教的伝統や、古典演劇・伝統演劇など、中国の文化的伝統の重要な側面を強く排斥しました。寺院の破壊や僧侶への迫害は、旧文化の徹底的な否定を掲げたこの運動の象徴的な出来事といえます。