歴史クイズ

ラガービールとは?特徴・種類・歴史をわかりやすく解説

ラガーとは、低温環境で下面発酵させる専用の酵母を使って醸造されるビールの一種です。淡い黄金色をしたものが多く、すっきりとして爽快な味わいが最大の魅力です。炭酸がきつめで、冷やして楽しむのが一般的です。

世界で最も愛されているビールスタイル

ラガーは世界で最も消費量の多いビールであり、世界中のブルワリーで生産されています。バドワイザー、クアーズ、ハイネケン、ミラーといった世界的に有名なブランドも、すべてラガータイプのビールです。

ラガーの歴史 ― 15世紀のドイツが起源

ラガーの歴史は15世紀のドイツにさかのぼります。「ラガー」という名前は、ドイツ語で「貯蔵する」を意味する「ラーゲルン(lagern)」という言葉に由来しています。当時のラガーは、冷たいセラーの中で長期間じっくり熟成されており、この貯蔵工程があの特有のまろやかな風味を生み出しました。

現在でもラガーは低温で貯蔵・熟成されることが多いですが、近代的な醸造技術の進歩により、製造期間は大幅に短縮されました。今日では、醸造から数週間程度で飲み頃の状態になります。

ラガーの主な種類

ラガーとひと口に言っても、実にさまざまなバリエーションがあります。代表的な5つのタイプをご紹介します。

1. ペールラガー

最もポピュラーなラガーです。淡い金色の見た目と、キレのあるすっきりとした味わいが特徴で、ビール初心者にもおすすめのスタイルです。

2. アンバーラガー

ペールラガーよりもやや濃い琥珀色をしており、モルト由来の香ばしい風味がより強く感じられるタイプです。

3. ダークラガー

焙煎したモルトを使用するため、濃い茶色〜黒色の外観になります。ほかのラガーよりも甘みとコクがあり、飲みごたえのある仕上がりです。

4. ボック

モルトの使用比率が高く、豊かで力強い味わいが魅力のラガーです。寒い季節に楽しまれることが多く、冬の定番ビールとして親しまれています。

5. メルツェン

ドイツで醸造される伝統的なラガーで、オクトーバーフェストでおなじみのスタイルです。琥珀色〜銅色の見た目で、モルティな深みのある味わいが特徴です。

どんなシーンにも合う万能ビール

ラガーは場面を選ばず楽しめる万能なビールです。パーティーやピクニックのお供にはもちろん、自宅でのんびりくつろぐ時間にもぴったり。爽快な飲み口と多彩なバリエーションを持つラガーを、ぜひいろいろな種類で比べてみてください。