歴史クイズ

第二次世界大戦中、イギリス海軍が保有していた空母の数と種類を徹底解説

第二次世界大戦中、イギリス海軍(Royal Navy)は正規空母(艦隊空母)6隻、軽空母2隻、そして多数の護衛空母を保有していました。これらの空母は、地中海、大西洋、インド洋、太平洋など、世界中の海域で活躍しました。

正規空母(艦隊空母)

イギリス海軍の中核をなしたのが、装甲飛行甲板を採用した頑丈な設計で知られる艦隊空母群です。代表的な艦としては以下が挙げられます。

  • イラストリアス級:イラストリアス、フォーミダブル、ヴィクトリアス、インドミタブルの4隻。厚い装甲飛行甲板を備え、敵の爆撃に耐える生存性の高さが特徴でした。
  • アーク・ロイヤル:開戦時の主力空母の一つですが、1941年に地中海でドイツ潜水艦の攻撃により沈没しました。
  • イーグル:第一次世界大戦期に建造された旧式艦ながら、マルタ島への補給作戦などで奮闘し、1942年に喪失しました。

軽空母

戦争後半には、より小型で建造期間の短い軽空母の整備も進められました。コロッサス級などの軽空母は、終戦前後に就役し、戦後のイギリス海軍航空戦力の再建に貢献することになります。

護衛空母

大西洋の輸送船団護衛や対潜哨戒において、護衛空母は極めて重要な役割を果たしました。イギリスは自国で改装・建造した艦に加え、レンドリース法によってアメリカから大量の護衛空母を受領しました。これらの艦はUボート対策の要となり、連合国の海上補給線を守る上で欠かせない存在でした。

イギリス空母部隊の戦い

地中海ではマルタ島攻防戦において、大西洋では船団護衛において、そして戦争末期にはイギリス太平洋艦隊として沖縄戦にも参加するなど、イギリスの空母部隊は幅広い任務に従事しました。装甲空母という独自の設計思想は、日本軍の特攻機による攻撃に対しても高い耐久性を発揮したことで知られています。