結論:登録するだけならスコアへの影響はありません
いいえ、心配いりません。信用履歴に傷のある人を、あなたのクレジットカードの追加利用者(オーソライズド・ユーザー)として登録しただけでは、その人の過去の履歴が原因であなたのスコアが下がることはありません。
追加利用者として登録された人は、本会員と同じアカウントでカードを利用できますが、支払い義務は本会員側にあります。そのため、追加利用者自身が新たな借入を抱えたり、支払いを怠ったりしない限り、互いのスコアに直接的な悪影響は生じません。
追加利用者(オーソライズド・ユーザー)とは?
オーソライズド・ユーザーとは、本会員のクレジットカードアカウントに追加される利用者のことです。日本の「家族カード」に近い仕組みで、本人名義の契約ではなく、本会員のアカウントの一部としてカードを発行してもらえます。
- 本会員の信用力をもとにカードを利用できる
- 支払い責任は基本的に本会員にある
- 利用履歴は両者の信用レポートに反映される場合がある
スコアに影響が出るのはどんなとき?
登録すること自体は問題ありませんが、次のような状況ではスコアに影響が及ぶ可能性があります。
1. 支払いの遅延や滞納が発生した場合
アカウントの支払いが遅れたり滞納したりすると、その記録は本会員・追加利用者の双方の信用レポートにマイナスの影響を与えることがあります。
2. 利用枠を上限近くまで使った場合
カードの利用率(利用枠に対する残高の割合)が高くなると、スコアに悪影響が出ることがあります。
3. 追加利用者が新たな借入をした場合
追加利用者が自分名義で新しいローンやカード契約を行えば、それは当然その人自身のスコアに反映されます。
逆にスコア向上につながることも
この仕組みはプラスに働く場合もあります。信用履歴がまだ浅い人が、支払い実績の良い本会員のカードに追加利用者として登録されると、その良好な履歴が自分のスコア向上につながることがあります。これは「ピギーバッキング」と呼ばれる手法でもあります。
登録前に知っておきたい注意点
- カード会社によっては、追加利用者の利用履歴を信用情報機関に報告しない場合があります
- 支払いトラブルは本会員と追加利用者の双方に影響するため、信頼できる相手だけを登録しましょう
- 日本のクレジットシステムでは、家族カードの利用履歴は本会員の信用情報として一括管理されるのが一般的です
まとめ
信用履歴に傷のある人を追加利用者として登録しても、それだけであなたのスコアが下がることはありません。リスクは「支払いの遅延」や「高すぎる利用率」など、実際の利用行動から生じます。信頼できる相手であれば、登録によるデメリットはほとんどないと言えるでしょう。