タフィーの語源について
タフィー(Taffy)は、煮詰めた砂糖や糖蜜を繰り返し引き伸ばして作る、柔らかく噛みごたえのあるキャンディです。このお菓子の名前である「タフィー」という言葉の由来には、いくつかの興味深い言い伝えがあります。
18世紀ウェールズ起源説
最も広く知られている説では、タフィーの起源は18世紀のウェールズにさかのぼるとされています。当時、英語を話す人が、糖蜜とラム酒で作られていた西インド諸島の伝統的な飲み物「タフィア(tafia)」を、ウェールズ人の女性に注文しようとしました。しかし、その女性は相手の発音を「タフィ」と聞き間違えてしまい、代わりに糖蜜を引き伸ばして作る菓子を用意したのだといわれています。こうした偶然の行き違いから、タフィーという名前のお菓子が生まれたと伝えられています。
1886年アメリカ製造説
一方で、別の記録によれば、タフィーが最初に商業的に製造されたのは1886年のアメリカ合衆国であるともいわれています。アメリカでは特に、海辺のリゾート地で売られる「ソルトウォータータフィー(Salt water taffy)」が有名で、観光客に人気のお土産として定着しました。
まとめ
タフィーの語源については、ウェールズでの聞き間違えに由来するという説と、19世紀後半のアメリカで誕生したという説の二つが代表的です。どちらの説が正しいにせよ、シンプルな糖菓子でありながら、長い歴史とユニークなエピソードを持つお菓子であることは間違いありません。