歴史クイズ

合衆国憲法の最初の10か条の修正案を提案した議会とは?

最初の10か条の修正案を提案したのは「第1回連邦議会」

アメリカ合衆国憲法に追加された最初の10か条の修正案(修正条項)を提案したのは、1789年に招集された合衆国第1回連邦議会(The First Congress of the United States)です。

これらの修正案は、後に「権利章典(Bill of Rights)」として知られるようになりました。言論・宗教・集会の自由、武器の所持、不当な捜索からの保護、裁判における正当な手続きなど、市民の基本的な権利と自由を保障する内容となっています。

ジェームズ・マディソンの中心的な役割

修正案の起草で中心的な役割を果たしたのは、当時バージニア州選出の下院議員だったジェームズ・マディソン(James Madison)です。彼は後に合衆国大統領を務め、「憲法の父」としても知られています。

マディソンは当初、権利条項を憲法本文に直接組み込むべきだと考えていましたが、最終的には独立した修正条項という形で議会に提案することになりました。

批准までの経緯

1789年9月25日、第1回連邦議会は計12か条の修正案を各州に提出しました。このうち10か条が州の批准を経て、1791年12月15日に正式に憲法の一部として成立しました。

なお、提出された残りの修正条項のうち1つは、約200年後の1992年に第27修正条項として批准されており、アメリカ憲法史上でも特筆すべき出来事とされています。