歴史クイズ

アメリカの硬貨に刻まれた4つのフレーズとは?それぞれの意味を解説

アメリカの硬貨をよく見ると、どの硬貨にも共通して刻まれているフレーズがあることに気づきます。結論から言うと、すべての米国硬貨に必ず登場するのは次の3つのフレーズです。

すべての硬貨に共通する3つのフレーズ

1. In God We Trust(我ら神を信ず)

「In God We Trust」はアメリカ合衆国の公式な国家標語です。1864年に発行された2セント硬貨に初めて登場し、1956年に正式な国の標語として制定されました。現在ではすべての硬貨・紙幣に刻印されています。

2. E Pluribus Unum(多数から一つへ)

ラテン語で「多くの中の一つ」「多数から一つへ」を意味する言葉で、多様な州や人々が一つの国家を形づくるという建国の理念を表しています。1782年以降、アメリカの伝統的な標語として長く使われ続けてきました。

3. Liberty(自由)

「Liberty」は、アメリカの根幹にある価値観である「自由」を象徴する言葉です。多くの硬貨の表面には自由の女神像などが描かれ、この言葉とともに刻まれています。

4つ目のフレーズ「United States of America」

上記の3つに加えて、「United States of America(アメリカ合衆国)」という国名も、ペニー(1セント硬貨)を除くすべての硬貨に刻まれていると紹介されることが多いフレーズです。

ただし、実際には発行された時代やデザインによって表記は異なります。たとえば、1859年から1909年にかけて発行された「インディアンヘッド・セント」には国名の表記がありませんでした。一方、現行の1セント硬貨(シールド・セント)の裏面には「United States of America」がしっかりと刻まれています。

まとめ

  • In God We Trust:国家標語。すべての硬貨に共通
  • E Pluribus Unum:伝統的な標語。すべての硬貨に共通
  • Liberty:自由の象徴。すべての硬貨に共通
  • United States of America:国名。ペニーを除くすべての硬貨に刻まれる(時代により例外あり)

小さな硬貨の表面には、アメリカの歴史や価値観がぎゅっと凝縮されています。次にドル紙幣やクォーターなどを手にしたときは、ぜひ刻印を確かめてみてください。