ジョージ・ワシントンが活躍した18世紀後半、北米東海岸にはイギリス領の「13植民地」が存在していました。これらの植民地は1776年のアメリカ独立宣言を経て、合衆国最初の13州となりました。本記事では、ジョージ・ワシントン時代における13植民地の名称を一覧形式でご紹介し、それぞれの地域分類や特徴についても詳しく解説します。
13植民地の名称一覧
ジョージ・ワシントンの時代に存在した13植民地は、以下の通りです(アルファベット順)。
- コネチカット(Connecticut)
- デラウェア(Delaware)
- ジョージア(Georgia)
- メリーランド(Maryland)
- マサチューセッツ(Massachusetts)
- ニューハンプシャー(New Hampshire)
- ニュージャージー(New Jersey)
- ニューヨーク(New York)
- ノースカロライナ(North Carolina)
- ペンシルベニア(Pennsylvania)
- ロードアイランド(Rhode Island)
- サウスカロライナ(South Carolina)
- バージニア(Virginia)
地域による3つの分類
13植民地は、地理的・経済的な特徴から大きく3つの地域グループに分けることができます。
ニューイングランド植民地(北部)
マサチューセッツ、ニューハンプシャー、コネチカット、ロードアイランドの4植民地が該当します。冷涼な気候と痩せた土地のため大規模な農業には不向きで、漁業、造船業、貿易が経済の中心でした。ピューリタンの宗教的伝統が色濃く、後に独立運動の中心地となりました。
中部植民地
ニューヨーク、ニュージャージー、ペンシルベニア、デラウェアの4植民地です。肥沃な土地に恵まれ小麦などの穀物生産が盛んだったことから、「パン植民地」とも呼ばれていました。移民を受け入れた歴史から民族・宗教の多様性が高く、当時最も開放的な地域でした。
南部植民地
メリーランド、バージニア、ノースカロライナ、サウスカロライナ、ジョージアの5植民地です。温暖な気候を活かし、タバコ、米、藍などを生産するプランテーション農業が発展しました。ジョージ・ワシントンやトーマス・ジェファーソンをはじめ、多くの建国の父たちはバージニアの出身です。
まとめ
ジョージ・ワシントンの時代に存在した13植民地は、1776年の独立宣言によってアメリカ合衆国最初の13州へと生まれ変わりました。異なる気候・産業・文化を持つ北部・中部・南部の植民地が結束したことが、世界初の近代的共和制国家の誕生につながったのです。