第二次世界大戦が始まる前の時代は、一般に「戦間期(せんかんき)」と呼ばれています。この時代は、第一次世界大戦が終結した1918年から、第二次世界大戦が勃発した1939年までのおよそ20年間を指します。
政治・経済・社会が大きく変動した時代
戦間期は、政治、経済、社会のあらゆる面で劇的な変化が起こった時期でした。特にヨーロッパでは、イタリアやドイツを中心にファシズム勢力が台頭し、1929年に始まった世界恐慌(大恐慌)と相まって、国際情勢は緊張の一色に包まれました。こうした要因が重なり合ったことが、最終的に1939年の第二次世界大戦の勃発へとつながっていきます。
アメリカではニューディール政策による景気回復
一方、アメリカ合衆国では、フランクリン・ルーズベルト大統領による「ニューディール政策」が実施されました。政府主導の大規模な公共事業や金融改革によって大恐慌からの脱出が図られ、その後の経済繁栄への道が開かれることとなりました。
技術革新が飛躍的に進んだ時代
戦間期はまた、科学技術が大きく発展した時代でもありました。自動車や航空機といった新しい交通手段が急速に普及し、ラジオや電話などの通信技術が人々の生活様式を一変させました。さらに医療分野においても、ペニシリンの発見をはじめとする医学の大きな進歩が実現しています。
まとめ
第二次世界大戦前の時代である戦間期は、1918年から1939年までの約20年間です。激動の政治・経済の変動とともに、現代社会の基礎となる数々の技術革新が花開いた、歴史の大きな転換点となる時代だったといえるでしょう。