1911年の国勢調査に見るイギリスの人口
1912年当時のイギリス(グレートブリテンおよびアイルランド連合王国)の人口を正確に把握するには、最も近い時期に実施された1911年の国勢調査の数値が最も信頼できる資料となります。
各地域の人口内訳
1911年の国勢調査によると、イングランドとウェールズの人口は36,075,269人でした。また、スコットランドの人口は4,760,904人、アイルランドの人口は4,390,219人と記録されています。
連合王国の総人口
これら3つの地域の数字を合計すると、1911年におけるイギリスの総人口は45,226,457人となります。したがって、1912年のイギリスの人口は約4,500万人前後であったと推定されます。
なお、この時代は産業革命の影響により都市部への人口集中が加速していた時期であり、ロンドンをはじめとする大都市が急速に発展を遂げていました。第一次世界大戦直前のイギリス社会を理解するうえで、こうした人口動態は重要な指標となっています。