歴史クイズ

バトル・オブ・ブリテンにおける戦闘機司令部とドイツ空軍の損失数とは?

バトル・オブ・ブリテン(1940年)の間、イギリス空軍戦闘機司令部(Fighter Command)が失った航空機は合計1,023機に上りました。このうち敵の攻撃による損失は410機で、残りの約6割は訓練中の事故や故障など、戦闘以外の要因によるものでした。

ドイツ空軍(ルフトヴァッフェ)の損失

一方、ドイツ空軍(ルフトヴァッフェ)の損失は合計1,887機であり、イギリス側を大きく上回りました。その内訳は以下の通りです。

  • 戦闘機司令部による撃墜:1,033機
  • 高射砲司令部(Anti-Aircraft Command)による撃墜:384機
  • その他の原因:273機
  • 原因不明:197機

損失数が示すもの

これらの数字は、バトル・オブ・ブリテンにおけるイギリス防空体制の有効性を如実に物語っています。レーダー網と統括された指揮システムを活用した戦闘機司令部は、ドイツ空軍の全損失の半分以上にあたる撃墜数を記録しました。さらに地上の高射砲部隊も約400機を撃墜しており、戦闘機と対空砲火が連携した多層的な防御が、ドイツ空軍に制空権獲得を断念させる決定的な要因となったのです。