バトル・オブ・ブリテン(1940年7月10日〜10月31日)は、第二次世界大戦中にイギリス上空で繰り広げられた歴史上最大級の航空戦です。ドイツ空軍(ルフトヴァッフェ)とイギリス空軍(RAF)が激しく戦い、この戦いでは多くの軍人だけでなく、一般市民にも大きな犠牲が出ました。
軍人の犠牲者数
イギリス空軍(RAF)側では、約566名の将兵が戦死しました。一方、ドイツ空軍(ルフトヴァッフェ)側の損害はそれよりはるかに大きく、1,400名以上のパイロットが作戦行動中に命を落としています。
民間人の犠牲者数
戦闘機同士の空中戦だけが被害ではありません。ドイツ軍による空襲により、イングランド国内では推計約1,542名の一般市民が死亡したとされています。都市部への爆撃は、戦闘員以外の人々の生活にも深刻な影響を及ぼしました。
バトル・オブ・ブリテンの総犠牲者数
これらの数字を合計すると、バトル・オブ・ブリテン全体での犠牲者はおよそ3,500人に達します。イギリス空軍の勇敢な抵抗によりドイツの制空権獲得は阻止され、この戦いは「イギリスの存続をかけた決定的な戦い」として歴史に刻まれています。チャーチル首相の有名な言葉「多くの人が少数の人に負っているものはあまりに大きい(Never was so much owed by so many to so few)」は、まさにこの戦いを称えたものです。