歴史物語

キャサリン・パーに何が起こったのか?その死因と最期の真相

キャサリン・パーの最期

イングランド王ヘンリー8世の6番目の妃として知られるキャサリン・パーは、1548年9月5日、36歳という若さでこの世を去りました。彼女が亡くなるのは、娘メアリー・シーモアを出産してからわずか数日後のことでした。

死因は「産褥熱」だったのか?

キャサリン・パーの正確な死因は現在も確定していませんが、歴史学者の多くは「産褥熱(さんじゅくねつ)」と呼ばれる出産後に発症する感染症による合併症が原因だったと考えています。産褥熱は別名「産床熱」とも呼ばれ、16世紀の女性にとって非常に一般的な死因の一つでした。当時は衛生に関する知識が乏しく、出産は命がけの出来事だったのです。

さらに、出産時の不衛生な環境が敗血症を引き起こし、出産からわずか10日以内に彼女の命を奪ったとする説もあります。

スードリー城に眠る王妃

キャサリン・パーの遺体は、イングランド・グロスターシャー州にあるスードリー城の聖歌隊席(クワイア)に埋葬されました。彼女の墓は今日でも同地で見ることができ、 Tudor王朝の歴史を今に伝える貴重な存在となっています。