歴史物語

アメリカ25セント硬貨(クォーター)の裏面には何が描かれている?

アメリカの25セント硬貨、通称「クォーター」の裏面には、翼を大きく広げた鷲(ワシ)が描かれています。この鷲は、矢束の上にとまり、そのそばには平和を象徴するオリーブの枝が添えられています。力強さと平和への願いを同時に表現した、非常に印象的なデザインです。

「イーグル裏面」デザインの由来

この象徴的な図柄は、「イーグル・リバース(eagle reverse)」あるいは「ワシントン・クォーター裏面」と呼ばれています。デザインを手掛けたのは、アメリカを代表する彫刻家ジョン・フラナガン(John Flanagan)です。彼によるこのデザインは、1932年に発行されたクォーター硬貨に初めて採用されました。

1932年の発行背景

1932年は、初代大統領ジョージ・ワシントンの生誕200周年にあたる記念すべき年でした。これを記念して表面にワシントンの肖像が描かれた新たなクォーターが登場し、その裏面にフラナガン设计の鷲が配されました。以来、長年にわたりこのデザインはアメリカの硬貨文化を代表する存在となっています。