歴史物語

ジョン・バーゴイン将軍の死因とは?戦場ではなく病がもたらした最期

ジョン・バーゴイン将軍の死因

ジョン・バーゴイン(John Burgoyne)将軍は、戦場で命を落としたわけではありません。彼は1792年8月4日、痛風(つうふう)の発作が原因で亡くなりました。享年70歳でした。

晩年のバーゴイン

アメリカ独立戦争中の1777年、サラトガの戦いで大陸軍に降伏し、イギリス国内で大きな批判を浴びたバーゴインでしたが、その後は政界に復帰し、下院議員として活動を続けました。また、劇作家としても才能を発揮し、戯曲『ヘイレッジ』(The Heiress)などの作品を残しています。

痛風という病について

痛風は、血液中の尿酸値が上昇することで関節に激しい炎症を引き起こす病気です。当時のイギリス上流階級には肉やアルコールを豊富に摂取する食習慣が広く見られ、痛風は「富者の病」としても知られていました。バーゴインもまた、こうした生活習慣の影響を受けた一人と考えられています。

このように、アメリカ独立戦争の歴史に名を刻んだ将軍の最期は、戦火ではなく、長年の病との闘いの中で静かに訪れたのです。