もちろんです。1920年代にも女性は確かに存在していました。女性は人類の歴史を通じて常に社会の一部であり続けており、1920年代もその例外ではありません。
むしろ、1920年代は女性の社会的地位が大きく変化した重要な転換期でした。ここでは、当時の女性を取り巻く状況について詳しく見ていきましょう。
参政権を獲得した時代
アメリカでは1920年に憲法修正第19条が批准され、女性に初めて参政権が認められました。イギリスでも1918年の国民代表法により一部の女性に投票権が与えられ、1928年の改正によって男性と同等の選挙権が実現しています。日本においても、戦前は普通選挙法(1925年)の対象外でしたが、女性の社会参加を求める運動が活発化していきました。
「フラッパー」という新しい女性像
1920年代の欧米では、ボブヘアに膝上丈のドレスというスタイルの「フラッパー(Flapper)」と呼ばれる新しいタイプの女性が登場しました。彼女たちは従来の伝統的な女性像にとらわれず、ジャズダンスや社交、スポーツなどを自由に楽しみました。コルセットを捨て、活動的な服装を選ぶようになったことも、この時代の大きな特徴です。
社会進出の拡大
第一次世界大戦中、多くの女性が男性に代わって工場や事務職で働いた経験は、戦後の女性の雇用拡大につながりました。タイプライターの普及とともに秘書や事務員として働く女性が増え、電話交換手や販売員などの職業も女性の代表的な仕事となっていきました。
さらに、洗濯機や掃除機といった家庭用電化製品の普及により家事の負担が軽減され、女性のライフスタイルにも変化が生まれました。
まとめ
このように、1920年代は女性にとって大きな変革の時期であり、現代につながる女性の権利や社会参加の基礎が築かれた時代といえます。「1920年代に女性はいたのか」という問いへの答えは当然「イエス」であり、しかも当時の女性たちは歴史の転換点を自ら切り拓いていったのです。