歴史物語

7月4日、アメリカはどの国から独立を宣言したのか?

アメリカ合衆国は、1776年7月4日に「独立宣言」を採択することで、イギリス(グレートブリテン王国)からの独立を正式に宣言しました。この日は現在も「独立記念日(インディペンデンス・デー)」として、アメリカ最大の祝日のひとつとなっています。

独立宣言が採択された背景

18世紀後半、北米大陸にあったイギリスの13植民地は、本国による重税や代表なくして課税される政策への反発を強めていました。「代表なしに税金は納めない」という理念のもと、植民地側とイギリス政府との対立は次第に深刻化していきます。

1775年にアメリカ独立戦争が勃発すると、翌1776年、フィラデルフィアで開かれていた第二次大陸会議において、植民地の独立を正式に決議する動きが本格化しました。

トーマス・ジェファーソンの起草

独立宣言の起草を担当したのは、当時33歳のトーマス・ジェファーソンです。彼は「すべての人間は平等に創られている」という有名な一節を含む宣言文を作成し、ベンジャミン・フランクリンやジョン・アダムズらによる修正を経て、最終案がまとめられました。

そして1776年7月4日、第二次大陸会議は独立宣言を正式に採択。13植民地は「自由で独立した国家」であることを内外に宣言し、ここに新しい国家・アメリカ合衆国への道が開かれました。

7月4日の意義

独立宣言は単なる政治的な声明にとどまらず、人権と自由の理念をうたった歴史文書として、世界中の民主主義運動に大きな影響を与えました。毎年7月4日には、アメリカ各地で花火大会やパレードが開催され、建国の精神が祝われています。