「大恐慌時代の大ヒット」は誤解だった?
ボードゲーム「モノポリー」は、世界恐慌(大恐慌)のどん底の時代にアメリカで大ヒットしたという逸話が広く知られています。しかし、実はこれは正確な説明ではありません。
売上が急増したのはいつ?
モノポリーの売上は確かに1930年代に急激に伸びました。パーカー・ブラザーズ社から発売された1935年以降、このゲームは瞬く間に全米で人気を博しました。
ところが、ゲームが爆発的に売れ始めた頃には、アメリカ経済を直撃した大恐慌はすでに収束していました。つまり、「恐慌に苦しむ人々がモノポリーに救いを求めたからヒットした」というイメージは、必ずしも史実に合致しないのです。
まとめ
モノポリーが1930年代に大きな成功を収めたのは事実です。しかし、そのヒットは大恐慌のさなかに起こったものではなく、恐慌がすでに終わった後の出来事でした。「大恐慌時代を象徴するヒット商品」という通説には、少し注意が必要だといえるでしょう。