はい、これは事実です。病気によって多くのアフリカ人奴隷が命を落とした後、ポルトガル人はブラジルをはじめとする南米の植民地で、先住民を畑や金鉱における強制労働者として使うようになりました。
ヨーロッパ由来の病気がもたらした人口激減
天然痘、麻疹、黄熱病といったヨーロッパから持ち込まれた感染症は、南北アメリカ大陸の先住民人口を壊滅的に減少させました。コミュニティ全体が消滅した例もあれば、生き残った人々がヨーロッパによる植民地化に対して無防備な状態に置かれた例もあります。
さらに、鉱山や農園で働かされていたアフリカ人奴隷たちも同じように病気で次々と死亡しました。その結果、ポルトガル領植民地では深刻な労働力不足が発生することになったのです。
先住民の奴隷化という「解決策」
この労働力不足に対応するため、ポルトガル人はブラジルなどの南米植民地において先住民の奴隷化を進めました。彼らはアフリカ人奴隷とほぼ同じ過酷な条件下で働かされ、同様の病気や虐待に苦しむことになりました。
特に18世紀初頭のミナスジェライス地方における金採掘ブームの時期には、大量の先住民が金鉱山の労働に駆り出されたことが歴史的に記録されています。
ポルトガルだけにとどまらなかった慣行
先住民労働力の搾取は、決してポルトガル特有のものではありませんでした。スペイン、イギリス、フランスなど他のヨーロッパ列強も、南北アメリカ大陸のみならず、アフリカやアジアにおいても先住民を奴隷化しました。
こうした慣行は何世紀にもわたって続き、世界の先住民人口に計り知れないほど壊滅的な影響を与え続けたのです。