アフリカの歴史

クレオパトラを支持したのは誰?女王を支えた人物と勢力を解説

クレオパトラを支持した主な人物・勢力

古代エジプト最後の女王クレオパトラ7世は、激動の時代の中で権力を維持するために、国内外のさまざまな人物や勢力からの支持を受けていました。ここでは、彼女を支えた主要な支持者を紹介します。

マルクス・アントニウス

ローマの将軍であり政治家でもあったマルクス・アントニウスは、クレオパトラにとって最も重要な同盟者の一人でした。彼はクレオパトラに軍事的・経済的な支援を提供し、両者の関係は政治的な同盟を超えて恋愛関係へと発展しました。この関係は、後に「アントニウスとクレオパトラ」として歴史に名を残すことになります。

オクタウィアヌス(後のアウグストゥス)

ローマ内戦においてアントニウスの政敵であったオクタウィアヌスは、当初こそクレオパトラとの良好な関係を保とうとしていました。彼は「アントニウスを裏切れば命を助ける」という条件を提示しましたが、クレオパトラはこれを拒否しました。最終的にオクタウィアヌスはクレオパトラの敵となり、彼女を自死へと追い込むことになります。

エジプト国内の諸勢力

クレオパトラはエジプト国内においても幅広い支持を受けていました。特に軍隊と神官団(祭司階級)は、彼女の統治を支える重要な存在でした。神官たちはクレオパトラがファラオとして宗教的権威を保つことを後押しし、軍隊は彼女の政治的立場を守る武力となりました。

一部のローマ元老院議員

ローマの元老院議員の中にも、クレオパトラを支持する者たちがいました。彼らは、急速に権力を拡大しつつあったオクタウィアヌスに対抗するうえで、クレオパトラを潜在的な同盟者と見なしていたのです。